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2014年2月17日

『嫌われる勇気』「アドラー」の教え 岸見一郎(著)古賀史健(著) の感想 

『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎(著)古賀史健(著)
『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎(著)古賀史健(著)

アルフレッド・アドラー氏の考え方などについて、対話形式で書かれています。

こういう考え方もあるということを知っておくと、自分や他人、人間関係について、見方が変わってくると思います。


人から「嫌われる勇気」が、自由だということが書かれています。

他人の評価から自由になるという意味だと思います。

ただ、それは、ビジネスの上では無理でしょう。
人に評価されないと、ビジネスは成り立たないと思うので。


そして、自由ということで言えば、自由というのは、「思考の自由」だと思います。

どう考えても良いという、自由。

だから、本書に書かれていることを、そのまま、受け入れなくても良いということです。


嫌われる勇気が、自由だと思わなくても良い。

他の考え方があっても良いわけです。

では、どういう考え方があるのか。


好き嫌いとは別の考え方があると思います。

ここをわかっているかどうかが、他人からの評価からの自由、そして、思考の自由につながると思います。

そして、この本では、そのことについては、たぶん、触れられていないというか、暗示されているだけのような気がします。はっきりとは書かれていない。


この本から学んで、さらにその先に進む。

嫌われる勇気から、もっと大切な勇気へと進む。

そういうきっかけにしたい本だと思います。

『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎(著)古賀史健(著)
『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎(著)古賀史健(著)

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