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2011年7月 4日
『スターバックス再生物語 つながりを育む経営』ハワード・シュルツ(著)ジョアンヌ・ゴードン(著)
『スターバックス再生物語 つながりを育む経営』ハワード・シュルツ(著)ジョアンヌ・ゴードン(著)
創業者のハワード・シュルツ氏が、不調だったスターバックスにCEOとして復帰して、スターバックスを再生させていく様子が、本書では書かれています。
ある意味、今の日本にも、共通しているところがあるかもしれません。
企業と国ですから、もちろん違うのは当然ではありますが。
何かを新しく創ることの難しさと、立て直す、再生させることのむずかしさは、また違ったものでしょう。
創業者が復帰して、企業を立て直すことができた例は、あまり多くないようです。
本書では、不調に陥っていく過程、そこからどのように改善していったのか、何を考え実行してきたのか、ということが書かれています。
一流のブランドであるスターバックスでさえも、一度悪い流れになると、なかなか立て直すことがむずかしいということがわかります。
相当の覚悟と実行が求められます。
それでも、原点に立ち返って、新たに自分たちの価値が何かを問い直し、再建していく。
その様子を垣間見ることができます。
本書を読みながら、
『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』ジェームズ・C・コリンズ(James C Collins)(著)
を、思い出していました。
衰退していくのか、復活するのか。
その瀬戸際に、スターバックスもいたのだということがわかります。
あわせて読むと、理解が深まります。
企業や組織を再建したい。
そう考えている人、経営者には、参考になることが見つかると思います。
再生について考えたい方は、読んでおきたい一冊です。