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2010年9月21日
『奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ』リカルド・セムラー(著)
『奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ』リカルド・セムラー(著)
ブラジルのセムコ社のCEOであるリカルド・セムラー氏による著書です。
セムコ社での、仕事のやり方、考え方について書かれています。
一週間毎日が週末発想とあるように、かなり自由な社風のようです。
セムコ社では、従業員が自ら目標や給料などを決めるようです。
セルフマネジメントによる経営、マネジメントが行われているのだと思います。
マネジメントというと、管理という話になりますが、セムコ社では、従業員自らが自分でマネジメントできると、やる気になって、生産性が上がり、売上や利益につながるということです。
「管理」か「自由」か。
本書を読むと、企業の民主化、経営の民主化によって、従業員が自らのモチベーションを上げて、生産性が上がると、内発的な自主性によるマネジメントが実現できるということがわかります。
従業員による、従業員のための経営、ということで、ある意味、理想的です。
ただ、導入が成功するかは、その企業が置かれている状況などにもよると思います。
また、実現までにはそれなりの時間も必要でしょう。
方向性としては、こちらの方向に行くのだと思います。
経営者、従業員が、相談し合いながら、向かっていくと良さそうです。
従業員のやる気を引き出して、従業員が自ら働く、そんな会社を作りたい経営者の方などが読まれると、参考になるはずです。