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2009年12月20日
iPodが「格安」のiPhoneに食われている
iPhoneは、ワンデバイス、マルチユースということで、携帯電話、音楽携帯プレーヤー、カメラ、ウェブ端末など、複数の機能があり、非常に便利です。
そんな便利なiPhoneですが、わたしが以前から気になっていたのは、iPodの利用者が減るのではないかということです。
iPodとしても、利用可能なことが、iPhoneの魅力の一つです。
わたしも、音楽やPodcastなどで活用しています。
iPodとしても利用できるとなると、iPhoneを持っている人は、iPodをわざわざ購入する人は減ってしまうのではないか。
そう予想できます。
そんな予想を裏付ける?記事がありました。
逆転劇その後、再びジリジリとシェア差が詰まる携帯オーディオ市場 BCNランキングの記事より
iPodが格安のiPhoneに食われている
08年に何が起こったのか? この時期のトピックスといえば、7月のiPhone 3Gの発売だ。これが携帯オーディオ市場にも大きな影響を与えた。一定のユーザーがiPodからiPhoneに乗り換えたため、ジャンルをまたぎながら、音楽再生機能を持つアップル同士の製品で食い合いが生じ、結果的に携帯オーディオ市場でのiPodのシェアを落とすことにつながったわけだ。
2008年7月に、iPhone 3Gが、日本で発売されました。
その頃から、iPodのシェアがじりじりと下がっています。
iPhoneの影響があったと考えるのが妥当でしょう。
iPhone for Everybodyキャンペーンで、「格安」にもなって、購入しやすくなっていますし。
もちろん、ソニーの健闘もあったとは思います。
現に、
対するソニーの主力製品はウォークマンの64.4%を占める「Sシリーズ」で、こちらは09年11月の前年同月比で21.3%増と好調。こうした主力製品の勢いの差も、両社のシェア接近を生み出す要因になっているようだ。年末商戦序盤の動きをみると、アップルが5割強、ソニーが4割弱という台数シェアの力関係しばらく続きそうだが、今後さらに接近する場面が訪れるかもしれない。
ということで、Appleが苦戦しているなか、ソニーは販売台数を増やしているようです。
今後、どうなるかはわかりませんが、iPodがiPhoneに食われている面はあるでしょうし、iPhoneをやめない限りは、その影響がなくなることもないでしょう。
とは言え、iPhoneが好調なのでしょうから、Apple全体で見れば、成長しているわけですが。
逆に言えば、これぐらいの下げで止まっていることが、すごいことと言えるのかもしれません。