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2009年7月 7日
「35ブックス」中小出版8社が、責任販売制度をスタート
「返本率4割」打開の一手なるか 中堅出版8社、新販売制「35ブックス」 ITmediaの記事より
35ブックスは、書店のマージンを35%と高めに設定する一方で、返本時の引き取り価格を35%に下げる仕組み。「責任販売制」と呼ばれるシステムで、取り次ぎにも協力を得て実現した。書店の利益アップと出版社の返本リスク低下、取り次ぎの業務効率化が狙いだ。
書店のマージンを高めに設定し、引き取り分には負担を求めるということです。
筑摩書房が中心となり、河出書房、青弓社、中央公論新社、二玄社、早川書房、平凡社、ポット出版が、復刊書籍を中心に、計26タイトル・47冊(セット販売含む)を提供。7月6日に書店からの受注受け付けを始め、11月上旬から配本する。
8社がまとまって開始するようで、まずは、47冊からということでしょうか。
返本率を下げるための試みのようです。
小学館は責任販売制を運用しており、講談社も今年から、責任販売制を一部の書籍で導入するようです。
こういった動きが広まってきているということではあると思います。
利益率が上がるというのは、書店にとってはうれしいところなのではないでしょうか。
また、一方で売れないときの負担があるということで、負担増になる可能性もあります。
出版社にとっては、返本のリスクを減らすという狙いがあるのでしょう。
あとは、しっかり売れる本をつくるということでしょうか。
これがむずかしいのかもしれませんんが。