情報・知識を活かせていますか?
まぐまぐ新着メルマガ 【ビジネス部門】 第1位獲得!
1万5,000人が、読んでいるメルマガ!! (マガジンID:0000139905) (配信:まぐまぐ) (無料) ★毎回、ビジネス本の紹介などしています。面白いビジネス本をお探しの方は、ご登録を! |
2009年3月23日
『凡才の集団は孤高の天才に勝る』キース・ソーヤー(著)
『凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア』キース・ソーヤー(著)
ものすごいアイデアは、どうやってつくられるのか。
そういうことに興味がある人は、本書を読むと、興味深いことを知ることができるかもしれません。
本書は、
第1部 凡才を天才に変えるチームの力
第2部 ものすごいアイデアが閃くメカニズムを解明する
第3部 凡才のネットワークが天才を凌駕する
という3部構成になっています。
アイデア不足を感じている人は、興味をひかれるところでしょう。
アイデアというものは一人の人が生み出したような印象を与えます。
しかし、グループや人とのつながりの中から出てきたものもあります。
アイデアは既存のものの新しい組み合わせだとすると、人とのつながりがない中で考え出されることのほうがまれかもしれません。
そう考えると、集団でアイデアを生み出すにはどうしたら良いのか、ということが気になるところです。
本書では、そのような「コラボレーション」によってアイデアを生み出すことについて探っています。
とくに興味深かったのは、ブレインストーミングで、質の高いアイデアを出す方法です。
ブレストは、アイデア出しの方法として有効と言われます。
しかし、良いアイデアが出るかどうかは、そのときによるように思います。
この精度を上げるにはどうしたら良いのか。
そういうことのヒントを知ることができました。
他にも、発想法についてのヒントやコラボレーションのヒントなども見つけることができました。
アイデアの重要性を感じている人には、読んでおくと参考になる一冊となることでしょう。