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2009年3月 2日
『インフルエンサーたちの伝えて動かす技術』
『インフルエンサーたちの伝えて動かす技術』ケリー・パターソン(著)
インフルエンサーとは、影響力のある人といった意味の言葉です。
本書では、人や社会を変えてきた人たちが使ってきたと思われる、人を動かすための技術などについて書かれています。
事例をもとに、どのようなことをやってきたのかが説明されていて、さらに、フレームワークを提示してくれています。
副題に、「6つのレバレッジポイントが人と組織を大きく変える!」とあり、6つのポイントを押さえることで、人や組織を変えていくやり方がわかります。
人を動かすというと、デール・カーネギー氏の『人を動かす』が有名です。
『人を動かす』は、おもに一人の人を動かす技術、やり方について書かれています。
本書は、もう少し大きな単位の人への影響力も事例として取り上げています。
『アイデアのちから』とあわせて読むとさらに興味深く読むことが出来ると思います。
『アイデアのちから』チップ・ハース(著),ダン・ハース(著)
また、行動分析学というものを応用している面もありますので、
なども読まれると良いかもしれません。
人を動かす。
こういうと、操作するのかということが問題になるかもしれません。
そういう「倫理的なこと」があるとしても、人や組織を良い方向に向かわせたいという思いがある人はいると思います。
本書では、たとえば、タイのエイズ予防などの成功例が紹介されています。
エイズが広まらないように、どのようなことをやっていったのか。
そこから何が学べるのか。
こういうことに興味がある人には、参考になる一冊です。
ちなみに、NYタイムズのベストセラーだそうです。
影響力を駆使して、人を動かしたい、組織などを変えたい。
そう考えている人が読んで実践されると良いと思います。
わたしも、実践してみます。