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2008年12月22日

『アップルを創った怪物』スティーブ・ウォズニアック(著)

『アップルを創った怪物』スティーブ・ウォズニアック(著)
『アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝』スティーブ・ウォズニアック(著)

今のアップルと言えば、スティーブ・ジョブズ氏ということになるのでしょう。

しかし、この人がいなければ、Apple Computerは、生まれることはなかったでしょう。

アップルの創業者の一人、スティーブ・ウォズニアック氏です。


本書は、スティーブ・ウォズニアック氏の自伝です。

子供のころのことから、ジョブズ氏との出会い、AppleⅠをどうやってつくったか、Apple Computerの創業、なぜアップルを出て行ったのかなどなど、について書かれています。


おもしろかったです。

とくに、ウォズニアック氏のいたずらが、おもしろかったです。

ビジネス書としては、2008年で、1番笑ったかもしれません。

ウォズニアック氏は、いたずら好きというのは、どこかで読んで知っていたのですが、ここまでとは知りませんでした。


そして、Apple Ⅰが、どうやってつくられたのか。

様々なことが重なって、それまでのウォズニアック氏の経験の積み重ねで、Apple Ⅰが生まれたということがわかりました。


起業したくてしたわけではなく、当時働いていたHPでは、パーソナルコンピュータを作る気がないということがわかって、ジョブズ氏と起業するに至ったということです。


エンジニアとして、生きて行きたいと考え、エンジニアが、世界を良くするということを信じている。

そういう姿が、伝わってきました。

何か社会に役立つものを提供したいと考える人には、興味深く読むことができるのではないでしょうか。

とくに、アップル好きな人には、新たな発見もあるかもしれません。


わたしは、アップルがどうやって生まれたのか、そういったことが知りたかったので、読んでみました。

この点を以前より知ることができました。


ジョブズ氏についての本は、たくさんありますが、ウォズニアック氏については、あまりありません。

そういう意味でも、貴重な本でしょう。

ウォズニアック氏やアップルの創業などに興味がある方が、読まれると良いと思います。

『アップルを創った怪物』スティーブ・ウォズニアック(著)
"『アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝』スティーブ・ウォズニアック(著)

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