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2008年12月16日
「タダが当たり前」の時代は終わる?
「タダが当たり前」の時代は終わる? カフェスタが「お金払って」と呼び掛けた理由 ITmediaの記事より
「サービス維持のためにお金払って」となりふり構わずユーザーに呼びかけたカフェスタ。「広告収入で成り立たせる無料モデルはバブルの産物でもう限界」と社長は言う。
ウェブのサービスは、無料。
人によるでしょうが、結構常識になっているかもしれません。
カフェスタが、お金払ってと呼びかけて、近いうちに、完全有料化するそうです。
広告収入モデルは、むずかしいということでしょうか。
無料の時代が終わるというよりは、
同じものなら安いほうが良いというユーザ、消費者の心理をどう考えるか、
収益源をどう考えておくか、
ということだと思います。
無料、低価格は、競合ということを考えると、一つの「武器」になります。
しかし、(少なくとも損益分岐を超えられるほどの)収益源がなければ、維持が難しいでしょう。
ここをどう工夫するかが、いわゆる「ビジネスモデル」なのかなあ、と思います。
広告収入モデルというと、例えば、Googleの収益源は、AdWordsが主なので、広告会社だと言っても良いわけですが、これがあるから、他のサービスを無料にできるわけです。
無料のものとどうやって差別化できるのか、
どこでお金を払ってもらえるものを提供できるか、
この点がはっきりしていないと、どんなビジネスも難しい時代になってきていると考えたほうが良いような気がしています。
事業者から見れば、無料の時代が終わるのではなくて、お金を払っても使いたいと思うものを考えられるかということになる(というかもともとそうだった)、もっとそうなると言うことではないのかなと思います。
最近、ソフトウェアにお金が払いたくない自分がいます。
ほかに探せば似たような無料のソフト、サービスがあるからです。
コモディティ化してきて、その中で、どうするのか、という話と似ているように感じます。
有料のウェブサービスをやりたいなら、はじめからそうしたほうが良いかもしれません。
こういうやり方なら、有料でも、使いたいサービスなのか、はっきりするでしょうし。