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2008年12月 9日

『アイデアのちから』チップ・ハース(著),ダン・ハース(著)

『アイデアのちから』チップ・ハース(著),ダン・ハース(著)
『アイデアのちから』チップ・ハース(著),ダン・ハース(著)

マルコム・グラッドウェル氏の『ティッピング・ポイント』を読んだことがある方は、「記憶に焼きつく」「記憶に粘る」ということが、ティッピング・ポイントを超える、ヒットするために必要ということを、ご存知と思います。

『急に売れ始めるにはワケがある』マルコム・グラッドウェル (著)
『急に売れ始めるにはワケがある』マルコム・グラッドウェル (著)

本書、『アイデアのちから』では、この「記憶に粘る、焼きつく」ために、どういうことを考えると良いのか、ということを取り上げています。

正直、人には教えずに、自分だけで使いたい一冊です。

本書に書かれていること、一つひとつは、他の本や情報などでも、見つけることができると思います。

事例などを見ると、どこかで聞いたこと、読んだことがあるものが多いです。


しかし、本書で提示されている、フレームワークが、良いです。

活用しやすいと感じました。

実際、わたしも、このフレームワークを使って、アイデアなどを考えてみたりしています。

たしかに、記憶に粘る、焼きつきやすいことを、考え出す、生み出すことができるように感じています。


そのフレームワーク、法則とは、

Simple 単純明快である
Unexpected 意外性がある
Concrete 具体的である
Credible 信頼性がある
Emotional 感情に訴える
Story 物語性

という6つです。


頭文字を取って、SUCCESs(成功)というように覚えると覚えやすいです。
(Successは7文字なので、Successには、sが足りないですが。)

果たして、この6つを考えるだけで、ヒットするアイデアには十分なのか、それは、本書を読んでみて、そして、自分で実際にやってみてわかることでしょう。


十分かどうかは置いておいても、このフレームワークがあることで、アイデアや企画を考える際のリストのように使うことができます。


繰り返しになりますが、正直、人には教えないで、こっそり自分だけで使いたいフレームワークです。

それでは、なぜ紹介しているのか、というと、アメリカでは、すでに150万部が売れています。

日本では、どれだけ売れているのかわかりませんが、結局、こういうフレームワークは使わないと意味がありません。

ですから、本書の価値は、結局、その人次第になるわけです。


ちなみに、この本の著者、チップ・ハース氏と、ダン・ハース氏は、兄弟とのことです。

兄弟でこういう本を執筆するというのは、結構珍しいと思うのですが、互いの興味が合ったからなのでしょう。

興味がないと、ここまで調査して、執筆することはむずかしいと思います。

興味がないと、物事の価値も、変わってくるでしょう。

自分のアイデアに力を与えるにはどうしたら良いのかと考えている人が、読まれると、興味深く読むことができると思います。


『ティッピング・ポイント』をまだ読んでいない人は、あわせて読まれると、より一層、理解が深まって、本書の価値が高まると思います。


というわけで、自分のアイデア力や企画力を高めたいという人は、読んでみてください。

「読まなきゃ損する」ヤバイ一冊だなと、感じています。

『アイデアのちから』チップ・ハース(著),ダン・ハース(著)
『アイデアのちから』チップ・ハース(著),ダン・ハース(著)
『急に売れ始めるにはワケがある』マルコム・グラッドウェル (著)
『急に売れ始めるにはワケがある』マルコム・グラッドウェル (著)

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