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2008年10月14日
『読書進化論』勝間和代(著)
勝間和代氏による、読書についての著書です。
メルマガでも、紹介しました。
簡単に言うと、前半は、本を読むということについて、後半は本を書くということについて書かれていました。
他の読書術などの本とは、本を書くということについて書かれている点が、異なるように思います。
この点は、本を書きたい人には、参考になる点でしょう。
逆に、本を書く気がない人には、あまり必要ないかもしれません。
勝間氏の本の感想やどのように活用しているかということを、読者の人が答えられていました。
様々な人がいるというのがわかります。
中でも、女性が多いのは、著者が女性だからでしょうか。
ビジネス書で、著者が女性というものは、まだ少ないからか、勝間氏の本は、女性にとっても役に立つ本ということで、受け入れられているということなのかもと、感じました。
ビジネス書は、著書の経験ということで、勝間氏の読書や書籍の出版などについて書かれています。
どのような本を読んでいるか、おすすめなどが紹介されている点が良いかもしれません。
わたしも、基本的には、似たような本を読んでいますし、メルマガでも紹介しています。
『ブルー・オーシャン戦略』などは、たしかにおすすめです。
これから、ビジネス書を読みたいという人に、参考になると思います。
出版やマーケティングについては、著者の経験で、オリジナルな点があるかもしれません。
本を書く気がない人には、裏話としてはおもしろいかもしれません。
また、今回、本書のサイト、ブログを作って、本書の感想などを募集しています。
このような取り組みは、興味深いと思います。
どれほどの効果や影響があるのか、今後の著作などで、紹介されるかもしれません。
このあたりは、聞いてみたいところです。
他の本などでは、あまりやっていないことのようでもありますし。
メディアミックス、クロスメディアが、本や出版業界は弱いのかもしれません。
(強い業界があるのかはわかりませんが。)
本や雑誌の低迷が言われますが、この点などに、何かしらのヒントがあると思うのは、楽観的過ぎるのかどうなのかはわかりませんが。
読書と出版は別のものと捉える人が一般的だと思います。
それにあわせるとしたら、タイトルと内容があまり一致していない点が、アマゾンでの評価が高くならない理由かなと感じますし、わたしも、それぞれの内容を深くして2冊にわけるなりしたほうが良かったと感じます。
もしくは、タイトルを、「読書出版進化論」にするなどすればよかったかもしれません。
ノウハウ本を求めている人にとっては、物足りない感じがあるかもしれません。
そういう場合は、他の著者の、読書術などを読まれると良いのではないかと思います。
最近は、いろいろありますので。
基本的には、参考になったことを、自分にあてはめて実践する、ということでしょう。
このあたりは、自分なりに工夫する必要があると思います。
本書の読者の人の感想などが、この点で、少し参考になるかもしれません。
わたしとしては、本の活用をもっと工夫しようと感じたことが、本書から得られたことかなと思います。
本書を読んで、本を書こうと思っていなかった人が、自分も本を書いてみようという人が出てくると、おもしろいのかもしれませんね。
おそらく、そういう狙いもあるのかななどと、思いながら読んだりしました。
こういう影響なども本にはあるというのがわかります。
本だけではなく、情報などは、その人が何を受け取るか、受け取ろうとするかが大きいというのは、以前から感じていることです。
(このあたりは、稲盛和夫氏の松下幸之助氏の話を聞いたことについての話がおもしろいですね。)
こういう他の情報とつなげて読むという読み方もしようと思えば、できる一冊だと思います。