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2008年6月30日
『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』勝間和代(著)
『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』勝間和代(著)
フレームワークについて書かれています。
どうやってフレームワーク力をつけて、活用するかという点に、力点が置かれています。
フレームワーク力をつけたい方が、読まれると良いと思います。
フレームワークとは何かというのは、適切な日本語訳がないからか、あまり説明しやすいことではないと思います。
見方の枠組み
といった感じでしょうか。
SWOT分析やS字カーブなどは、聞いたことがあるかもしれません。
本書では、21のフレームワークを紹介されています。
ある程度必要なものは紹介されていると思いますが、これで、すべてではないですし、他にもあるのではないかと思います。
重要なものでは、例えば、マズローの欲求の5段階説などが、21の中には、紹介されていませんね。
そういった点がありますが、フレームワークをまとめて知りたい人には、良いでしょう。
勝間氏の本は、既存の本のまとめのような感じのものが多いように感じますが、とくに本書は、そういう印象が強かったです。
そういう意味では、ビジネス書などをよく読む方は、知っていることが多いかもしれません。
コンサルタントの方などは、こういう考え方をするのでしょうから、当たり前なのかなとも感じます。
そうは言っても、まとまっているので、使いやすい本かもしれません。
できれで、章ごとに、その章のまとめがあったら、なお活用しやすい本になったような気がします。
本書でも、いろいろと本などが紹介されています。
それらは、読んでもらうとして、
紹介されていないもので言うと、『『戦略「脳」を鍛える』というボストンコンサルティングの御立尚資氏の本も、本書と合わせて読むと、同じようなテーマで書かれているように思うので、参考になると思いました。
メルマガで紹介するのを忘れてしまいましたが。
フレームワークは、枠組みなので、その範囲内のことは理解できます。
なるべく全体を意識して見ようとする際に、役立つとも感じます。
ただ、枠組みの外にあるものも、意識する必要があるのだろうと感じています。
一つのフレームワークでは、なかなかあらゆることを理解する、判断するのはむずかしいです。
ですから、いろいろなフレームワークを知っておく、活用できるようにするというのは、視点をたくさん持つことにつながるのではないかと思います。
こういったことが、考えることや分析力を養うために、役立つでしょうから、フレームワークを知りたい人や、フレームワーク力をつけたい人は、まずは本書を読まれると良いと思います。