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2007年08月27日
『なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?』清水勝彦(著)
戦略論の本は、たくさん出ています。
わたしも、それなりに読んでいます。
そんな戦略ですが、本書では、戦略がうまく行かないのはなぜなのか、ということについて書かれています。
また、うまく行くにはどうしたらよいかも、考察されています。
戦略論が好きな人は、読んでおいたほうが良いと思います。
多くの戦略がこれだけ知られるようになると、戦略においては差がつかないのではないか、というのは、少し考えてみると疑問としてわいてきます。
だとすると、戦略ではなく、実行できるかどうかなのか。
おそらく、戦略と実行の両輪なのでしょう。
適切な戦略を、確実に実行できる。
そういう企業が市場に受け入れられる。
そんな気がします。
では、適切な戦略とは何か?確実に実行するためには、どうしたら良いのか?
この辺りを、経営者は考える必要があるでしょう。
考える際に、以下の本などが参考になるかもしれません。
確実に実行するには、どうしたら良いか。
これは、なかなかむずかしいですね。
個人レベルでもむずかしいですが、組織となると、なおさらむずかしいように思います。
トヨタ関連の本などを読むと、ヒントが見つかるような気がしています。
個人レベルでは、
などが参考になると思いますが、組織ではどうすると良いか、なかなか決定打はないかもしれません。
様々な要素が絡むので、複雑になっていくのでしょう。
「学習する組織」などが一つの方向性だとは思いますが。