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2007年04月16日
『企業創造力―組織の可能性を呼びさます6つの条件』アラン・G.ロビンソン(著),サム・スターン(著)
『企業創造力―組織の可能性を呼びさます6つの条件』アラン・G.ロビンソン(著),サム・スターン(著)
本書は、企業の創造力について書かれています。
興味深い一冊でした。
事例が出てくるのですが、画期的なアイデアを出す従業員、社員というのが、どちらかと言えば、普通の(?)の従業員が、アイデアを出していくというのでしょうか。
こういった事例が、おもしろかったです。
従業員のアイデア、創造力を活用する方法について、示唆に富んでいたと思います。
創造力については、偶然性によるところがあります。
ですから、こうすれば必ず画期的なものを創造できるということは、まだ見つかっていません。
しかし、過去の研究から、創造的になるだろう条件や環境などは、ある程度わかっています。
ということで、本書の副題にあるように、「組織の可能性を呼びさます6つの条件」というものを、本書では提示しています。
従業員のアイデアや想像力を活用して、組織の創造力、実現力を上げるための考え方のヒントが見つかると思います。
また、個人の創造力を引き出す方法についても、人によっては、ヒントが得られるのではないでしょうか。
人の創造力などを引き出す方法論として、参考になりました。