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2006年10月01日
『まっとうな経済学』ティム・ハーフォード(著)
本書の、原題は、"The Undercover Economist"です。
覆面経済学者という感じです。
コーヒーの価格などの日常の経済から、貧困や国の財政などについて書かれています。
経済学者なら、これらのことをどう考えるのか、ということがテーマになっています。
経済学の考え方を、現代に当てはめて考えてみると、という感じでしょうか。
経済学を少しかじったことのある方なら、それほど違和感なく理解することができると思います。
それ以外の方は、少しむずかしいかもしれません。
経済学のまっとうな考え方で、様々な現代の様相を斬っていっています。
教科書どおりのような感じなので、とくに新しいことは出てきません。
経済学的なものの見方について知りたい方が読まれるとよいかもしれません。
何らかのマーケティングのテクニックやそういうものは、当然ながら出てきませんが、「経済」とはこういうものかもというのは、わかるかもしれません。
そのような理解を深めたあとに、社会や経済を見ると、また見方が変わってきます。
本書を、読み終えると、経済活動などの景色が少し違って見えるかなと。
ここら辺は、人によって、違ってくると思います。