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2006年06月05日
『フラット化する世界』トーマス・フリードマン (著)
本書は、全米200万部突破の大ベストセラーです。
こういう類のビジネス書というかハードカバーが、200万部も売れることが少し信じられませんが、それだけ話題であり、インパクトのある話ということだと思います。
(『ダ・ヴィンチ・コード』が日本で、1000万部超えというのも、ある意味信じられませんが。)
最近、知識はつながっているなと、思うことが多いです。
もう少し言うと、あることを知っているから、他の価値や意味がわかるということです。
掛け算の意味や価値は、足し算がわかっていないと、わからないという感じでしょうか。
本書は、ITの進展によって、グローバル化が新しい形態で進んでいるということを指摘しています。
これを、グローバリゼーション3.0と著者のトーマス・フリードマン氏は呼んでいます。
このところ、ウェブの世界で、ウェブ2.0という話がありますが、その話も出てきます。(ウェブ2.0という言葉はたしか出てきませんが。)
さらに、『ハイ・コンセプト』
や『文明崩壊』なども、本書で紹介されています。
コモディティ化の話も出てきますから、イノベーションの話とも関連しています。
とすると、『ライフサイクル イノベーション』なども関連してくるということです。
このように、現代の世界、(本書はアメリカとインドなどの話が中心ですが、)について、関連していることを、本書がまとめて解説してくれています。
これらを理解するには、やはりこういった知識、情報があることで、さらに、理解が深まるということです。
正しく理解するには、こういう知識が必要かもしれません。
これからの世界の方向性を知りたい方に、おすすめします。
というか、読んでおくべき一冊であり、今回紹介した本は、併せて読んでおくと良いでしょう。