情報・知識を活かせていますか?
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2006年01月15日
『実行力不全 なぜ知識を行動に活かせないのか』ジェフリー・フェファー (著), ロバート・I・サットン (著)
本書では、企業において、知識と行動のギャップが、なぜ起こるのか、その原因について、取り上げています。
なぜ知識を行動に活かせないのか。
この答えを知りたいと、わたしは、思っています。
個人的なことを言えば、知識を活用する、知っていることを実行力につなげるにはどうしたらよいのか、ということを知りたいので、「知識をチカラに!」というメルマガを書いているように思います。
わたしの場合は、知識を活かせるようになりたいのは、ビジネスにおいてもそうですが、個人として、成長するために、必要なことだと感じています。
ですから、本書は、企業のなかでの話ですので、個人的な話とは違います。
企業の実行力を上げるには?ということになるかと思います。
本書の良かった点は、企業において知識と行動のギャップがなぜ起こるのか、その原因となるものが、わかったことです。
もう少し、踏み込んで欲しい点は、具体的に、そして、簡単に、その原因を回避する方法があると良いかなと思います。
書かれてはいるのですが、もう少し、わかりやすい方法論が、書かれていたら良かったかもしれません。
とは言え、実行力を発揮している企業の例などが出ていますので、そこから、ヒントを得ることもできます。
わたしが得たヒントは、“プロセス”と“結果”をどう考えるかです。
それぞれの企業で、“プロセス”について、また“結果”についての捉え方が違うように思います。(もちろん個人でも。)
“結果”について言うと、失敗は、受け入れられるのか、推奨するのか。
“プロセス”について言うと、結果が良ければ、“プロセス”は問わないのか。それとも、その逆か。
など、いろいろな考え方があるでしょう。
この捉え方が、実行力に影響し、成果に表れるような気がしました。
知識と実行のギャップを感じている人は、読まれてみると、何かヒントが見つかるかもしれません。