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2005年08月01日
『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』
ブルー・オーシャンとは、競争のない市場の比喩です。
逆に、競争がある市場は、レッド・オーシャンと、本書では言われています。
競争のない市場を作り出す。
そのために何をすべきか、ということについて書かれています。
内容については、読んでもらうとして、わたしが得た気づきを書きます。
■枠組みで考える
戦略策定の方法などが書かれています。
その際に、4つのアクションについて、マトリックスで考えることを言われています。
マトリックスという枠組みを用いて考えることで、戦略を考えやすいです。
枠組みで考えるメリットは、見方が決めてあるので、その視点だけ考えればよく、また、わかりやすいです。
よくあるのは、SWOT分析などありますね。
逆に、デメリットもあるわけで、その範囲外のことは、見ない、考えないということになります。
この点は、注意が必要だと思いましたが、まずは、枠組みのなかで、見てみてから、再度視点を変えてみるなどすれば、防げることでしょう。
■バリューとは
よく、顧客に付加価値を提供しなくてはならない、と言われます。
しかし、付加価値とは、なんでしょうか?
わかりにくいです。
価値があると決めるのは、顧客です。
だとしたら、購入してもらい、顧客が価値があると認めたとわかるまで、価値があるかないかは、わからないことになってしまいます。
それでは、商品、サービスを考える際に、顧客に聞かなくては、ということで終わってしまいます。
顧客に聞けばわかるというのであれば良いですが、顧客が自分のニーズを知っているとは、限りません。
価値とは、効用であると考えるとわかりやいですね。
お金を払って、商品なりサービスを得ることで、こういうことが得られます。
これが、効用ですね。
そして、この効用が価値ありますよね、と伝える、伝わるかが、重要ですね。
ですから、この効用を考えて、伝えることが、戦略立案のポイントということになるでしょう。
こんな気づきを得ることができました。
事例などともに、原則や戦略の実行方法などが書かれています。
刺激的な本だと思うので、とくに、『ビジョナリーカンパニー』や『イノベーションのジレンマ』などを読まれた方は、一読をおすすめします。
『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』
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