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2005年04月25日
永守 重信 (著)『「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる』
メルマガの方(『「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる』永守 重信 (著))でも紹介しましたが、いろいろと考えさせられるところが多かったので、こちらでも紹介します。
人を動かすというと、命令などで動かすということをイメージしてしまい、少し、傲慢な気がしますが、本書を読んで、人に動いてもらうには、どうしたら良いかということを考えさせられました。
最近、”ロゴス”、”エトス”、”パトス”という言葉が、気になっています。
ロゴス = 論理
パトス = 感情
エトス = 信頼
いろいろな言い方や解釈はあるでしょうが、こんな感じだと思います。
この3つがあると、人は動いてくれると、言われています。
ということで、本書の著者である永守氏も、これら3つを大切にしているのだと思いました。
とくに、感情の部分を大切に考えているように感じられました。
「感性豊かな人材でなければ、リーダーシップを発揮することができない」(p.20~21)
と言われています。
そして、
「相手を感動させたり感激させたりするには、まず自分がそれをたくさん経験しておく必要がある。」(p.21)
ということで、部下に、たまには文化に触れろ、と言われているということです。
他にも、以前は部下を家に呼んで、食事をするなどのコミュニケーションを通して、感情を大切にしていたとのことです。
こうやって感情を大切にすることを基にして、結果や実績を出すことを通して、信頼を得ているのだと思いました。
そして、感情をどうやってなぜ大切にするかという、論理、理屈がきちんとある。
つまり、ロゴス、エトス、パトスがあるわけですね。
ほかにも、参考になることが多々ありました。
リーダー、管理職などにある人は、何かしら気づきが得られると思うので、おすすめします。