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2004年09月28日
63億人の地図 第7回 出生率 ~女と男・支え合う未来へ~
今回(9月26日放送分)の63億人の地図のテーマは、出生率でした。
いくつかの国などを取り上げて、興味深いものでした。
■韓国
出生率 1.19%
教育費が高いために、子供を増やしたくても、むずかしいようです。
■日本
出生率 1.29%
・経済的理由
・晩婚・非婚
晩婚・非婚の理由として、仕事と家事・育児の両立のむずかしさがあるようです。
・夫は仕事、妻は家庭
37% そう思う
根強い固定観念がある。
・結婚した女性
2.56人の子供が欲しいと考えているが、実際の子供は、2.13人とのこと。
理由としては、
お金 63% 、高齢 33% 、心理的・肉体的負担 22%
この心理的・肉体的負担を軽減することの例として、
名古屋の刈谷市が取り上げられていました。
・ファミリーサポート制度
ボランティアに子供預けることができる
さらに、市が、ボランティアと母親との交流化などもやっているそうです。
■デンマーク
出生率が、回復した例として、デンマークが取り上げられていました。
保育園の充実、児童手当、教育費が安いなど子供を育てやすい環境があるそうです。
(税金は、高いようで、所得の半分ほどを、税金として納めるようです。)
さらに、男性の育児休暇、育児への参加、家事の分担など、女性の社会進出とともに、
男性の育児・家事の参加が、増えているとのことでした。
デンマークは、労働時間が短いそうです。(なぜなのでしょう?)
労働者全体の労働時間は、ほぼ変わらず、男性の労働時間が減り、女性の労働時間が増加してきたということです。
にわかには、信じられないのですが、
デンマークの人々が、今の生活に満足している人の割合が、96%だそうです。
レポーターの人が言っていたことが、とても印象深かかったです。
個人の幸せが、社会全体にとってプラスになるという考えが浸透している。
こんな感じのことを言っていました。
日本の政策には、このような視点があるのだろうか、と考えさせられました。