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今回(7月3日放送分)の63億人の地図のテーマは、「失業率 回復への道」でした。
回復への道と言っていますが、放送を見た限りでは、なかなかむずかしいという印象を受けました。
■アメリカ
シリコンバレーで、失業率が高いです。
IT技術者の年収
アメリカ 850万円 インド 65万円
IT技術者の数
アメリカ 86万人 インド81万人
インドの企業などに、IT関連の業務などが業務委託されているそうです。
今後、事務、会計、金融、医療などにこの流れは、広がるだろうという研究者もいるそうです。
再就職はむずかしく、社会不安が広がる恐れも懸念されています。
■日本
・市区町村の事業所の増減
大阪、名古屋、静岡など都市部で事業所が減っている。
・岩手県の北上市は、事業所の数が増えていて、失業率も3.7%と全国平均を下回っています。
これは、北上市が企業誘致を行なっているからのようです。
環境整備や優遇措置などをして、海外移転にメリットのない会社を誘致しているとのことです。
法人税収は下がっているが、雇用などの波及効果が得られるとのことでした。
・完全失業率
青森、宮城、福島、大阪市、福岡、沖縄などが高いようです。
また、東京周辺も高いとのことでした。
千葉東部では、7%とのことです。
53歳元営業マンの方が紹介されていました。月25万円以上は欲しい。営業以外の求人もハローワークではなし。
そんななか、内装の職業訓練スクールに通い、職人を目指すそうです。
■ヨーロッパ
・失業対策対GDP比
ヨーロッパは高く、とくにスウェーデンは、日本の5倍だそうです。
・スウェーデン
失業率0を目指しています。
職業安定所 マンツーマンで、担当者が指導してくれます。
例として、コンピュータ専門学校の費用(約100万円)を行政が負担してくれます。税金が高い分、働いていたときに納めたものが返ってきていると、紹介されていたスウェーデンの人が言っていました。
高収入者への増税、年金減額で、
1997年 失業率 10% → 2001年 6%以下 になったとのことでした。
人口が900万人ほどのスウェーデンは、国民が資源ということのようです。
「失業は、人の尊厳を失わせるもの、国の力を損なう」というスウェーデン首相の言葉が印象的でした。
以上がだいたいの放送内容でしたが、
ここから回復の道を探ろうにも、なかなかむずかしいといわざるを得ないような気がします。
日本もこれから、アメリカのような状況になるのかわかりませんが、自分で稼げるようにならないといけないのではないかということを感じました。
【前回の放送分(犯罪 町の安心を取り戻せ)の感想】
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