2004年08月31日
言葉を失うようなこと
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★★今日の『ブランド人になれ!』★★
「26 虹の上を歩いていこう」
(p.152〜p.154)
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昨日のメルマガでは、品揃えを増やそうということでした。
しかし、
「私たちはつねに品揃えを増やしていく必要があるのだが、ただ増やせばい
いというものではない。」
「「目先だけちょっと変え・・・・・・自分が自分のパロディになってしま
う」罠にはまらぬよう、十分に注意する必要がある。」
ちょっと変え、ちょっと変えしているうちに、模造品のようになってしまう
、そういう罠にはまらないようにと、指摘しているのでしょう。
それでは、どうしたらよいのでしょうか。
答えは、大発明。
大発明とは、広告の天才、デービッド・オグルビーによれば、
「「初めて見たとき、言葉を失うもの」」
言葉を失うようなものを追いかけ、イノベーションを求めようということで
す。
それが、自分のパロディにならないために必要ということですね。
★★今日の『ブランド人になれ!』★★
言葉を失うようなもの、を追求しよう。
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【「やってみよう」をやってみた。】
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■今日のタイトル「26 虹の上を歩いていこう」は、どういうことでしょう
か。
「虹が切れるところに宝物があるという言い伝えがある。歩き出してすぐに
宝物にけつまずくことはまずないが、歩き出さなければ何物にもぶつからな
い。さあ、虹の上を歩きはじめよう。」
ということで、今日の「26 虹の上をあるいていこう」というタイトルと
なっています。
■宝物=大発明=言葉を失うもの
これを追い求めようということです。
■今日は、3.の「自分ならどんなものが大発明だと思うか、紙に書き出して
みよう。」をやってみます。
大発明=言葉を失うもの
記憶力が悪いのか、昔のことはあまり覚えていないからなのか、”言葉を失
うようなもの”が、あまり思い浮かびません。
トム・ピーターズ氏も言っています。
「呆然として言葉を失うことは、毎日は起こらない(ひょっとすると、一生
起こらないかもしれない。)」
そんななかで、一つ思い出したのは、インドのタージマハルです。
学生時代にインドに行ったのですが、タージマハルを見たときは、言葉を失
うというか、言葉はなかったです。
タージマハルは、王妃のお墓なのですが、ある意味馬鹿げているとも思える
し、愛の証とも思えるし、そういうことを抜きにして考えると、素晴らしく美
しい建造物でもあります。
▼今日の難易度
★★★★☆
言葉を失うこと。
そうそうないものかもしれませんが、追求を始めないことには、見つか
らないでしょう。
▼やってほしい方
大発明をしたい方。
イノベーションをしたい方。
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〓〓編集後記〓〓
■昨日で、オリンピックが終わりました。
今回は、日本選手が数多く活躍しましたね。
オリンピック発祥の地、ギリシャでの大会ということで、がんばったわけで
はないでしょうが、感動を与えてもらいました。
■そう言えば、オリンピックもある意味で、発明ですね。
世界最大のイベントなので、世界最大の発明の一つかもしれません。
■わたし自身は、スポーツという世界での”達人”たちのパフォーマンスが、
見ることができ、大変有意義だったと思っています。
彼らから与えられたもの、学んだことを活かしていきたいと、思いました。
次のオリンピックは中国です。
4年後は、わたしもみなさんもどうなっているのでしょうね。
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高田です。
言葉を失うようなもの。
うーん、漠然としていてつかみどころがない。
もっと具体的に考えよう。
美しくて言葉を失う。
嬉しくて言葉を失う。
可哀想で言葉を失う。
怒りで言葉を失う。
感動で言葉を失う。
こう考えると、イメージがつかめそうな、思い出せそうな気がします。
商品開発としては、その商品の持つイメージを思いつくまま挙げていく。
皮製ビジネスシューズ。
硬い。痛い。重い。靴べらがいる。普段着に合わない。手入れが大変。
そこで新商品!痛くない硬くない、しかも型崩れしないビジネスシューズ。
普段着にも合うビジネスシューズ。手入れの要らないビジネスシューズ。
えー、たとえばということですので。もうこんな商品ありますよって言われそうですが。あくまでも、たとえばということですから。
(そもそも、なんでビジネスシューズやねん!おのれの商売、靴屋かっ!)
(ぜんぜん違います)
いやいや、つまり、その商品の既成のイメージを、一箇所でも覆すことが出来たら、言葉を失う新発明ってことになる可能性があるってことで。
冷たくないアイスクリーム。溶けないアイスクリーム。甘くないアイスクリーム。飛び出すアイスクリーム。笑えるアイスクリーム。一万円のアイスクリーム。
(お前はアイスクリーム屋かっ)
(ぜんぜん違います)
泣ける漫才。教養が深まる漫才。ビジネスに役立つ漫才。痩せる漫才。女の子にモテモテになる漫才。子供の教育に漫才。毛が生える漫才。
(お前は漫才師かっ)
(ぜんぜん違います)
えー、この投稿、こばやし様のご趣味に合わなければ、遠慮なく削除してください。
Posted by: 高田勝弘 : 2004年08月31日 13:57高田さん、こんにちは。
言葉を失うようなこと。
たしかに漠然としていますよね。
あまり言葉を失うような経験をしていないからなのか、やはりピンと来ないです。
がっかりして、言葉を失うというか、何も言いたくなるときは、たまにありますが。
すごいと言いたくなるようなもの、ことなのでしょうが、あまり商品・サービスには、感動したことがないのかもしれません。
自然の風景やスポーツ選手の努力とかには感動しますね。
Posted by: こばやし : 2004年08月31日 17:41高田です。
がっかりして、言葉を失ってしまいましたか。
申し訳ありません。
貴ブログの品位を貶めるようなコメントだったでしょうか?
枠にとらわれない、変わり者と、ただの非常識で迷惑なヤツとは紙一重。気をつけてコメントさせていただきます。
失礼しました。
感動的な商品やサービスは、自分から求めていく必要がありそうな気がします。
感動的な商品やサービスを提供しているという情報を積極的に求めて、これだっ、と思えるものをこっちから追いかけるとか。
不意打ちのように商品やサービスに感動させられるということがあれば、それに越したことはないのですが。
あえて自分から、積極的に商品やサービスに感動しに行く。という発想はいかがでしょうか。
自分はどういうことに感動するのだろう?と分析してみる。スポーツや自然の景観。では、それのどういう部分にどう感動するのか。
言語化してみる。
言葉を失うようなこと。を言語化してみる。
具体から抽象へ。抽象から具体へ。
では、その感動をどう商品開発に活かしていけばよいのか?
スポーツ選手の努力に対する感動を、商品に反映させるにはどうすれば良いのか?
その商品を見ただけで、手に取っただけで、スポーツ選手の努力に対する感動がフツフツとわいてくるような商品。
というような発想ではいかがでしょうか。
反省してまじめに書いてみました。
Posted by: 高田勝弘 : 2004年08月31日 22:29高田さん
高田さんの発言にがっかりしたわけではありません。
わたしの経験として、たまに、がっかりして、言葉を失うというか、何も言いたくなくなることがあるということです。
誤解させてしまったようですね。すみません。
手にとっただけで、選手の努力がわかるようなそんな商品があると欲しくなるでしょうね。
練習メニュー(サイン入り)とか結構売れそうな気がします。
でも、ライバルに真似されるとまずいから、販売はしないかな。